対策相談室

宮城県の石巻漁港で行った仮設テントに大量に飛来しているカモメに対しての実験動画
<再生時間>20秒


ハト
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北海道を含む日本全土で普通に見ることができます。特に都市部を中心に非常に多く見られる鳥で、その数は増え続けています。
■形 態
体に比べて頭が小さく、胸骨、胸筋が発達してずんぐりとした体型が特徴。
ハト目には世界では約42属290種あり、そのうち日本の在来種は、カラスバト属(カラスバト、アカガシラカラスバト、ヨナクニカラスバト、リュウキュウカラスバト、オガサワラカラスバト)、キジバト属(キジバト、リュウキュウキジバト、シラコバト)、ベニバト属(ベニバト)、キンバト属(リュウキュウキンバト)、アオバト属(アオバト、リュウキュウズアカアオバト、チュウダイズアカアオバト)の5属13種があげられます。

■生 態
食性は雑食性で何でも食べます。
常緑広葉樹林に生息し、ゆっくりとした飛翔と滑空を繰り返しながら飛翔します。
食性は植物食傾向の強い雑食で、果実(クロガネモチ、ツバキなど)、花、ミミズなどを食べます。
地表でも樹上でも採食を行う事が出来ます。通常2個の固着性の卵を産む。
孵化までは16 – 20日で、育雛期間は30 – 40日程度で年間5、6回の繁殖が可能と言われています。

■被 害
尿(糞の白い部分)は、金属の腐食を促進させる成分が含まれています。
またカビの一種であるクリプトコッカス・ネオホルマンスが堆積した糞の中で繁殖し、免疫力の落ちた人間が吸い込むとクリプトコッカス症にかかる症例が報告されています。
そのほかダニなどがいることがあり、人間も被害を受けることがあるので注意が必要です。
さらに、港湾や田畑の食害、工業生産施設(工場や倉庫)における糞が問題とされることが増えました。
また、公園、駅、商業施設などで糞による苦情が寄せられることも多いです。
こうした場所では注意書きを掲示したり、防鳥ネット等様々な防止策がとられるが
コスト面で導入が難しかったり、被害を完全に食い止める事は難しいとされています。

エアガン等で殺傷したり、卵の撤去、育雛の妨害等は、動物愛護法並びに改正鳥獣保護法において、原則禁止、違法となるので注意が必要です。
(wikipediaより一部引用)

個人宅、マンション・ハイツなどのベランダに飛来・巣作りで困っている問合せも多いことが特徴です。
鳩に関しては公園でパンくずを与えられている場合もあり、人間に慣れた習性、密接した生活環境が出来上がっている為、防除に対して即効性が低いと言えます。
また、どのような装置・機器を設置しても鳩は糞で汚れいている場所や気に入った場所に対して愛着をもってテリトリーとしての意識を持っているので清掃してからの設置しないと効果は半減します。

<ステージ1>
今までいなかったのに最近よく見かけるな~程度
<ステージ2>
同じ場所で頻繁に見かける、鳩のいた場所に糞が落ちている事が多い
<ステージ3>
決まった時間に毎回見かける、2羽のツガイ(♂♀)で見かける
<ステージ4>
巣を作っている、卵を産んでいる、雛が居る

ステージ4ともなると残念ですが、末期状態です。
鳩は自分の家だと思い込んでいるので追い払っても戻ってきたり
巣を取り除いてもいつの間にかまた巣を作ります。
意識していないと気付きにくいですが、出来る事ならステージ1、
遅くてもステージ2位で手を打つと比較的防除は容易いと思います。
しかしステージ3以降になるとハトはその場所に対して執着心をもったり、
自分の家と思い込んでいる為、防除するには時間と根気が必要となります。
いずれにしてもマメに糞掃除を行い、見かけたら追い払う等をお薦めします。
但し、近隣の公園、広場等でパンクズなどの餌を与えたりする事で人間に守られていると勘違いする事も多く、被害拡大の原因とも言われていますので、注意が必要です。


ムクドリ

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ムクドリ(椋鳥)はスズメ目ムクドリ科の鳥類の1種。
■形 態
全長24cm ほどで、およそスズメとハトの中間ぐらいの大きさ。尾羽を加えるとヒヨドリより一回り小さい。翼と胸、頸は茶褐色で、頸から頭部にかけてと腰に白い部分が混じり、足および嘴は黄色い。雄は胸や腹・背が黒っぽく、雌は褐色に近い。

■生 態
雑食性で、植物の種子や果物、虫の幼虫などを好んで食べる。地面に降りて歩いて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まってカキなどの熟した実をついばむ様子も観察される。椋の木の実を好んで食べるため「椋鳥」と呼ばれるようになったと言われているが、これに限らず幅広く食べている。
繁殖期は春から夏で、ツガイ(♂♀)で分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。
繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。ねぐらには 10km 以上の範囲から集まり、冬は数万羽の大群となることもある。
河原の広葉樹や人家の竹やぶに集まる環境が土壌開発で減少した事が原因で、近年では都市部の街路樹などにねぐらをとる事が多いと言われる。
鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」など。都市部などでも群れを成して生活するため、その鳴き声を騒音だと感じる人が多く、また大量の飛来により糞で街が汚れる等の被害報告も多い。
(wikipediaより一部引用)

弊社に問い合わせを頂く中でもムクドリによる被害対策相談が最も多く、
特に県や市などの行政・自治体から『大通りの街路樹』『鉄道の駅周辺』などの糞害、鳴き声による騒音が大半です。
本来は野鳥なのであまり人間慣れはしていなのですが、強敵ともいえるほど頑固なタイプも稀に確認しています。
また、地域や環境、個体差によって防除効果も様々です。
上記のハトに比べ人間慣れは比較的していないのですが、地域によってはビルやマンション、ハイツの屋上に大量に飛来している被害報告もあります。
全国の自治体・役所様より相談を受け、多くの防除実績が有ります。

従来の被害報告は春の5月頃から冬前の11月頃まででしたが、近年では年間通して留居するムクドリも出てきました。これは、おそらく人間の傍(駅前の街路樹など)が外敵から襲われない安全な場所だという事を学習してしまった為だと思われます。集団で寝泊まりする為、防除対策を講じない限り、年々増え続ける事が予想されます。



愛知県豊橋市で追い払いテストを行った時の動画です
大量のムクドリが木をネグラに集まっています
再生開始4~5秒に、忌避音が鳴り一斉に逃げ出しました。

実際に飛来している場所で、防除効果がどれくらいあるのか?
どんな反応をして逃げるのか?
逃げた後ムクドリはどこに行くのか?等様々な情報を現地訪問の際に確認し
防除方法等、最適な防除対策を御提案させて頂きます。

 


カ モ

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カモ(鴨)とは、カモ目カモ科の鳥類のうち、雁(カリ)に比べて体が小さく、首があまり長くなく、冬羽(繁殖羽)では雄と雌で色彩が異なるものをいう。
■形 態
野生種では生息数や生息地の減少からワシントン条約や日露渡り鳥保護条約などの適用を受けている種も多く、生息地がラムサール条約に登録されることもある。
日本では鳥獣保護法において狩猟可能な種と時期、地域、猟具などが定められている。

■生 態
よく目にする淡水ガモの仲間、『マガモ』や『カルガモ』などでは、穀物,水生植物,水生小動物などを好んで採食しますが、潜水カモとして知られる『ホオジロガモ』などは、小魚,エビ,貝類、植物質などを採食します。(wikipediaより一部引用)

某県の海苔養殖場様より相談を受け防除実績が有ります。
また養鶏場への鳥インフルエンザ予防対策として鶏舎付近に近づかないよう予防対策として装置を設置して頂いています。


カラス

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■形 態
鳥類の中で脳と体の大きさの比率が最大(人間よりも比率は大きい)であるのが、カラス、ワタリガラス、オウムと言われており、最も知能が発達していると言われています。ある程度の社会性を持っており、互いに協力したり、鳴き声による意思の疎通を行い、遊戯行動(電線にぶら下がる、滑り台で滑る、雪の斜面を仰向けで滑り降りるなど)をとる姿も観察されている。人間と同じ様に色が識別でき、人間の個体(男・女、大人・子供など)を見分けて記憶したり、植物・家畜やペットを含む哺乳類・鳥類などを区別して認識できるといわれるほどの知能の高さを持つ。

■生 態
雑食性で生ゴミや動物の死骸を食べている姿がよく目撃される。
都市部では食物を得るためにごみ集積所を荒らすという行動や、農耕地では農作物を食害するという行動が問題となっている。
その他にも昆虫類、小動物(小型哺乳類、鳥類の卵や雛、爬虫類、両生類、ザリガニなど多数)果実、種子、動物の糞なども食べる。また、獲得した食物を物陰に隠し、後で食べるという貯食行動も行う。
巣は樹上に小枝を組んで作るが、最近では電柱や看板などに営巣することもあり、また巣の材料も針金・プラスチックなどさまざまなものを利用するようになっている。電柱や送電塔に針金類で営巣した場合、しばしばショートの原因となり、問題となっている。(wikipediaより一部引用)

放送局の電波塔、自治体のゴミ収集場対策など弊社に相談される鳥の中で幅広い苦情理由をもつ。また農場や牧場の家畜の餌を横取りするなど多種多様です。

全国の自治体・役所様、商業施設様、飲食店様、電力会社様、電話会社様、牧場・農場様などから相談を受け防除実績が有ります。

カラスの追い払いテスト動画<13秒>
<対象>
JRの送電線に留まっている10羽のカラス。
<再生>
再生開始~5秒で「カッ」「カッ」という音が鳴ったと同時に一斉に逃げ出します
※滋賀県甲賀市、商業施設、生産工場などで防除実績あります。


セキレイ

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■形 態
スズメよりも体が大きく、体長21 cm ほどで、ムクドリよりやや小さめで細身、尾羽が長いのが特徴。逃げる際には飛ぶ以外にも、走って逃げたりする敏捷性の高い鳥。

■生 態
主に水辺に棲むが水辺が近くにある場所であれば、畑や市街地などでもよく観察される。
河川の下流域など比較的低地を好む傾向がある。
食性は雑食で、一旦高いところに留まって採食に適した場所を探し、水辺や畑などに降りて歩きながら水中や岩陰、土中などに潜む昆虫類やクモ、ミミズなどを捕えて食べる。都市部などの乾燥した環境にも適応しており、分布域の広がった近年ではパン屑などの人間のこぼした食べ物を食べる様子も観察されている。
地鳴きは「チュチン、チュチン」、飛翔時は「チチッ、チチチッ」と鳴く。(wikipediaより一部引用)

糞害による衛生面での対策として相談されることが多い。
※アミューズメントパーク、商業施設、生産工場などで防除実績あります。


サ ギ

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外観はコウノトリやツルに姿が似て、長い脚と嘴を持つが、大きさはコウノトリやツルより小さい。
体色は多く灰色から白、黒のものもあり、また季節により体色が変わるものもある。
日本では、アオサギ、ゴイサギ、ダイサギなどが居り、留鳥、冬鳥、夏鳥の種に分かれる。

■形 態
巣は見晴らしの良い高木性の樹の上や、河川敷などが選ばれることが多いが、近年は個体数の増加から、寺社林に形成する例も増え、糞害などが問題とされることがある。特に神社やお寺などの御神木に営巣する事が多い。

■生 態
川や水田などを餌場とし、魚や両生類を捕食する。
稲刈り時には剥き出しになった稲田のカエルなどを狙って耕運機の後ろを付いてくる姿も見られる。
比較的人に慣れていることが多い。(wikipediaより一部引用)

某県の鰻の養殖場様より相談を受けて行った防除テスト時の動画(2分9秒)です。
夜間無人定点カメラにて撮影の為、少し見難いですが・・・
<再生>
10秒・・・・・・・・・・・・・画面左上から右下に向かって1羽のサギが飛来します
20秒~25秒・・・・・・更に左奥に1羽、中央から左下に1羽
画面奥の中央の木の上に白い点が3つ見えるのも池の様子を伺っているサギです。
左の木の上にも同じ様に数羽確認できます
1分・・・・・・・・・・・・・・・右下のサギが水面を狙って見ています
1分22秒・・・・・・・・・・中央の木から更に1羽降りてきます
1分39秒・・・・・・・・・・特殊波動のサギ用忌避音発声と同時に画面左下から4~5羽のサギが一斉に逃げ出します。
1分53秒・・・・・・・・・・・2回目の忌避音発声で右下の1羽も逃げました。


お困りの被害内容など、どのような状況か現地確認させていただいた上で効果的なご提案をさせていただきます。
お困りの方はまずはお気軽にメールでご一報ください。


イノシシ(猪)

非常に神経質で警戒心の強い動物で、見慣れないものなどを見かけると
それをできるだけ避けようとする慎重(臆病)な習性がある。
多くの匂いに誘引性を示し、ダニ等の外部寄生虫を落としたり
体温を調節したりするために泥浴・水浴を行う。

■形 態
イノシシが家畜化されるうちに品種化して豚となったと言われる。
成獣は70kg前後の重量で、時速40キロ位の速度で走り突進力がある。
生息域は低山帯から平地にかけての雑草が繁茂する森林から草原であり、
水場が近い場所を好む。
近年では過疎地や高齢者集落において、農林業被害(食害、踏みつけ、掘り起こし)を及ぼすことが問題となっている。(掘り起こしは地中のミミズを捕食する為とも言われている)
山林で食べるものが減り始める8月頃に田畑が格好の採餌対象となる。
民家の庭や路上のゴミを荒らす生活環境被害や、噛み付きなどの人的被害も頻出で近年ニュースに取り上げられることも多い。

■生 態
食性は基本的に山林に生えている植物の根や地下茎(芋など。冬場は葛根も食べる)、果実(ドングリなど)、タケノコ、キノコなどを食べ、草食に非常に偏った雑食性。
野生下での寿命は長くて10年であり、一年半で性成熟に達する。
繁殖期は12月頃から約2か月間続く。繁殖期の雄は食欲を減退させ、発情した雌を捜して活発に徘徊する。
巣は窪地に落ち葉などを敷いて作り、出産前や冬期には枯枝などで屋根のある巣を作る。通常4月から5月頃に年1回、平均4.5頭ほどの子を出産する。秋にも出産することがあるが、春の繁殖に失敗した個体によるものが多い。妊娠期間は約4か月。
成獣を殺害・捕食する大型動物は人間以外にはほぼ存在しない。
自然界では野犬やカラス、キツネ、大型の猛禽類等が幼獣(ウリ坊)を
捕食する程度で成獣になると天敵となる動物が日本国内では、ほぼ居ないと言われ個体は増加傾向と言われている。


シカ(鹿)

1980年頃に房総半島で野生化した外来種のキョンを除き、ニホンジカは日本に分布する唯一のシカ科動物であり、大きな哺乳類の少ない日本ではニホンカモシカと並ぶ代表的な大型動物。
シカによる農業被害額は59億6100万円にも上り、野生動物による食害全体の33.77%を占めています。(農業被害の3分の1は鹿と原因とされています)
食害を受けた農地の面積全体の63%がシカ被害によるものです。(平成27年度統計)

シカによる被害が多い原因は、【環境省のデータ】からも見て取れます。
これはシカ肉やシカ皮の利用が減り、シカの捕獲数自体が減少したことが原因です。あえて野生のシカを捕獲するよりも、安い代用品が大量に存在するため、シカを獲る必要がなくハンター(猟友会等)が高齢化・減少したことも挙げられます。天敵となるニホンオオカミがいなくなり、捕獲する人(ハンター)自体も減ってしまっているので、獣害があっても適切に駆除ができず、クマもよほどのことが無い限り、わざわざシカを捕まえて食べないためシカの数は減りません。
この20年間で約9倍に増えているとされるほど、シカの繁殖力は驚くべきものがあります。


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