対策調査

2024-06-15

ご訪問頂きありがとうございます。
エイカー鳥獣被害対策BirdProtectorチームです。

 

皆さんは鳥獣害と聞いて何を思い浮かべられますか?

鳥の場合だと
糞害による衛生問題・鳴き声による騒音・農作物の食害・営巣や人への威嚇

獣の場合だと
農作物の食害・人が襲われる等の傷害

では対策方法は?と考えると実は、それぞれ対象の動物によって様々ですし
何よりも何故、その場所に鳥獣が現れるのか
何時現れるのか
どこから来るのか
どれくらいの数?
といった情報が対策を考えるうえで必要となります。

ムクドリのように決まった時間帯に飛んでくる場合は比較的調査もしやすいですが

広大な敷地ともなるとルートを探すだけでも大変です。

以前からドローンを使った生態調査や防除対策方法を相談される事が多い中
ネット検索すると
●●大学と提携してドローンで試験運用
とか
●●会社と地元行政が対策を実施
という記事や情報を見つける事が出来るのですが
3・4年前に実施された記事に対し、成功したとか
こうなったという結果は出てきません。

金沢市のドローンを扱われている企業様から
猿対策を考えているが協力して欲しいとの要請がありました。

山の中や広大な対象エリアを考えるとマンパワーだけではかなり難しいですが
ドローンを使った調査や対策を考えたいが、何から手を付ければいいのか・・・

という事で今回は猿対策について一緒に考えてみましょうという流れになりました。

まず被害内容は
農作物の食害、さらに生活居住エリアへの出没が挙げられます。

では何処から来ている猿?となると誰もが?となるのです。

そりゃ猿を一日中追いかけて監視したり、研究している訳ではないので
当たり前なんですが、まずはその辺りから居調べる必要があります。
もちろん行政の中には何年もかけて生態調査を行い、どれくらい単位の群れで
どこに生息しているという情報を持っている所もあります。

なので地元行政機関と連携する必要もありますし、猟友会や農業組合さんなんかとも
意見交換したり、情報共有しして取組む必要があります。

道具として考えられているのが

農薬散布などにも使う業務用ドローン

とにかく大きいです。農薬(液体)タンクを搭載して
飛行するだけあってパワーもすごいです。

これくらい大きい期待だとかなり動作音も大きいだろうと思い
実際どれくらいの音なのか見せて貰った所

思っていた以上に静かです。
というかほんとに静かです。もっとすごい音がするのかと思ってました。。。
いや、技術の進歩凄いです。

この機体なら赤外線カメラによる夜間撮影や
防除装置を搭載して忌避音反応を試験するなんてことも余裕です。

まずは被害マップ作製(目撃情報や被害のあった場所)を記録していき
出現率の高い時期や、出現場所の共通点等を情報データベースとして構築し
被害時期や出現予測等が行えるようにしたいです。

また出現時、自動追跡調査をする事でルート情報や生息域を調査する事もできます。

この取り組みは短期間ではなく、継続して計画的に進めていくので
今後進捗があり次第、こちらでも紹介したいと考えています。

 

猿に限らず、イノシシや鹿、熊など様々な獣害に対して
バードプロテクターチームは
装置の開発や制作・設置しての対策だけでなく
対策の為の情報収集や対策方法の立案などのコンサル的な事も行っております。
地元の鳥獣害対策を検討中のグループや組合有志など
お気軽にご相談ください。

 

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