コウモリのお話

2020-11-10

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エイカー鳥獣被害対策企画課です。

今回は防除対象相談の中でたまにお聞きする事がある「コウモリ」のお話です。

コウモリ(蝙蝠)
悪いイメージが定着している意味ではカラスと同じくらい嫌われることが多い動物ですが、正確には鳥ではなく哺乳類(卵で生まれてこない)です。
しかし日本に住むコウモリの主食は昆虫で植物を枯らすような害虫を食べる事から実は害獣ではなく益獣とも言われます。
それでも、自宅にコウモリが住みついたらやっぱり良い気はしないもので年間に何件かお問い合わせを頂いたり相談されることがあります。

コウモリの相談は、一般的に春先から秋口にかけてです。これは、おそらくコウモリは寒くなると冬眠するので、活発に行動している時くらいしか人間は認識できない為だと思います。

日本の家屋に住みつくのは「アブラコウモリ」という種類のコウモリが一般的で、別名「イエコウモリ」ともいわれ、民家を住みかにする特徴があります。
体長はわずか5cm程度と小さく、わずかなすき間でも体を縮めれば入り込むことができます。

コウモリが民家に住み着く目的は寒さや雨風から身を守る為です。
民家の人目に付かない場所と言えば、天井裏や屋根裏などです。
天井裏や屋根裏は、人間もめったにやって来ず、自然環境(雨・風)からも身を守れるため、コウモリにとってはとても居心地が良いのです。(たまに雨戸が収納される場所(戸袋)に居る事もあるようですが)

アブラコウモリは夜行性なので、昼間は家屋につくった巣で寝て、日が落ちる夕方から活動を開始し、蚊や蛾などの虫を捕食します。
夕方は、好物である蛾や蚊などの飛翔昆虫が光周期(街灯や照明)に沿って活動をしています。
そのため、好物である虫がたくさんいる時間に活動するようになったのかもしれません。
採餌活動は巣を出てから2時間から3時間位と言われ。一番活発に活動するのは、日が暮れた後の10分から30分の間と言われています。(ギリギリ目視出来るくらいの明るさ)
そんな益獣と言われる事もあるコウモリですが、排泄物で家屋が汚染されてしまう為、一般的にコウモリが人間にもたらす被害の多くは、感染症によるもの(アレルギー等)。
野生のコウモリのフンにはさまざまな寄生虫が生息しているため、不用意に触ると感染症にかかる危険があります。

誰にでも出来そうな防除対策方法として
夜行性のコウモリは、光を嫌うので、屋根裏に電気(灯り)をつけると
コウモリを寄せ付けない効果が期待できます。
また、ハッカなどの匂いを嫌うため、スプレーして吹きかけておくと即効性があるそうです。
(※匂いによる効果は持続しないのが欠点)
習性として、コウモリは1度追い出しても簡単には住みかを変えることをしません。
(鳩と同じように執着心がある)
一度上手く追い出せたとしても、予防策を立てないと戻ってくる可能性があるのです。
では予防策はというと
侵入経路を防ぐこと!
屋根裏や天井に入り込む出入口があるはずです。その穴を探して塞ぐ事が対策となります。

ある程度定期的に住みついていないか確認する事はもちろん
見かけたら追い出す!
出来れば侵入経路を探して蓋をする!

 

え?

 

追い出すの気持ち悪いし道具もない?

 

BirdProtectorのMZ-801があるじゃないですか!

LEDライト付きなので真っ暗な屋根裏や天井の確認にも便利です!

 

コウモリも「鳥獣保護法」適用動物なので、駆除を行う際は許可を取らねばなりません。
これはコウモリが法律的には人間に利益をもたらす益獣(えきじゅう)と捉えられており、
無許可でコウモリを駆除(殺傷したりして退治)する事はできませんのでご注意ください。

 

 

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