ムクドリのお話し

2019-01-16

ご訪問頂きありがとうございます。
エイカー鳥獣被害対策企画課です。

今回は本来であれば時期的に姿を見る事が圧倒的に
減るはずのムクドリのお話です。

春先に街中に現れ始め夏ごろに雛(ヒナ)が巣立ち大量に増え
秋をピークに自然に戻って越冬する鳥

だったはずですが…

外敵から身を守る為に集団で街中に飛来して
夜を過ごす術を覚えたムクドリは外敵から襲われる事が減り
年々増加し、全国各地で被害拡大しているのが今の現状です。

そこで各自治体や被害にあわれている方々とムクドリの
壮絶な攻防が続いています

その中でも全国的に特によく目にする対策が
自治体が管理している街路樹の剪定です

【剪定:せんてい】
剪定(せんてい)とは樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くする事。
庭木の手入れとして行われる。見た目を美しくするのみでなく、養分を効率よく利用させて生長を促進したり、病害虫の繁殖を予防する効果がある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より抜粋

つまりムクドリが止まる街路樹の枝を切って
止まれる場所をなくしてやろうってやつです。
理屈で言えば確かに止まる枝が無ければムクドリも街中に来る意味がありません

しかし…

剪定後の街路樹に飛来しているムクドリたち

枝が無くても必死に止まるムクドリ…
行くところが無いんでしょうね

剪定の効果は間違いなくありますが、それでも行くところが無いムクドリは必死に夜が明けるのを待ち続けます

よく土地開発により住む処を追われたから人間界隈の街に来るようになった

とか

自然破壊で住む処が無くなった、食べ物が無くなった

などと言われますが、確かに間違いはないでしょう
少なくとも街中に姿を現わすきっかけはそうだったかもしれません。

人間の傍に居る事で敵から襲われる事が減り、数が増え続けた結果
本当に住む処が無くなって街に住みついてしまっているのも事実です

そして鳥獣保護法という法律の下、捕獲・殺傷は基本的に認められていない為
( 1994年からは狩猟鳥に指定されている )ムクドリからすれば人間は敵ではないのです
人間の傍に居れば、外敵(イタチや蛇・カラス等)は
人間を嫌い近寄ってきません
つまり人間の傍の方が自然界に居るよりも安全という事に
気づいてしまったのです

本来居るべき筈の山に戻らず、新年早々の都会に未だにムクドリが居る理由はそういう事なんじゃないかな?と思います

だからと言って放置しておけば暖かくなる春以降に
飛来数が一気に膨れ上がり被害は年々拡大します

頭数の増えた、イノシシや鹿などの様な捕獲殺傷で対策するのではなく
本来の自然に戻ってもらう共存を目指し我々は対策に取り組んでいます

自然が無理でも出来ればあまり人の迷惑にならない場所に移動してもらい
共存を図りたいとお考えの方
ムクドリ被害対策でお悩みの方
是非、独自開発の特殊波動方式の
エイカーに御気軽にご相談ください

 

 

 

 

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