いよいよムクドリが動き出します
ご訪問頂きありがとうございます。
エイカー鳥獣被害対策企画課です。
例年よりも少し現れるのが遅いかな?と思われるムクドリですが
いよいよ本格的に街に現れるシーズンになってきました。
今回はそんなシーズン直前でお伺いしたメンテナンスの様子をお届けします。
駅前や繁華街など人通りが多く、夜間も街灯などで明るい場所に
街路樹があるとムクドリにとっては最高に集団停泊しやすい環境となります。
この時期(6月~7月)の日の入り時刻は地域にもよりますが、大体19:00位です。
そして18:00を過ぎたあたりから
街路樹や被害のある場所の上空をムクドリは仲間の集まるのを旋回しながら
待って地上の様子を窺っています。
4~8羽位のグループが集まり20~30羽のグループになり
20~30羽のグループが集まり100~200羽のグループになり
100~200羽のグループが集まり500~1000羽の大群になります。
この集団化していく姿は、どこにこれだけの数がいたの?と本当に驚きです。
そして旋回する高さが徐々に低くなり、日の入り寸前になると一斉に街路樹に飛び込んで
ギィーギィー、ギュルギュルとけたたましく鳴きながら一晩を過ごすのです。
(旋回せずに、電線や周辺ビル・マンション等の屋上に集まることもあります)
このムクドリに対して
・剪定という木の枝を払ったりして物理的に泊まれる場所を減らす方法
・防鳥ネットを街路樹に被せて停まれないようにされたり
・フクロウや鷹といったムクドリの天敵とされる模型をぶら下げたり…
・鳥の体内磁石を狂わせると謳った磁石をぶら下げたり
・キラキラと反射するCDやテープを街路樹につけてみたり
・爆竹やバケツを叩いて威嚇して追払ったり
・タカの鳴き声をメガホンで再生しながら追払ったり
本当に色々な対策方法を試されている街があります。
そんな中、上記の対策法をほとんど試してみたけど効果が・・・
とご相談を頂き、弊社のムクドリ対策装置を導入し使って頂いているユーザー様に対し
高い防除効果を維持し今年もムクドリから街を守るためのメンテナンス訪問もしております。
具体的には、1年間通して装置の取外しが出来ないユーザー様の現地で
木の枝が伸びたり葉が茂る街路樹の成長に合わせて防除装置の設置場所を調整したり
防除音を発生させるスピーカーの消耗等に対し部品交換
防除装置の作動時間やプログラムの更新などの調整
等を行うわけですが
6・7年前から取り組んでいただいている街では
大量の糞で汚され、匂いも酷かった歩道が
飛来する事がなくなり、汚されることも無くなりました。
もちろん、日の入り時刻が近づいても上空にはムクドリが飛ぶこともありません。
追払ったから居なくなったわけではなく
自然本来の場所(山林や竹林)に戻るか
誰にも迷惑のかからない場所に移動してもらう様に誘導しながら
ここ(街)はダメだけど、この場所なら居てもいいよ!と躾けているのです。
捕獲や殺処分ではなく、ムクドリと共存共栄していく対策方法として
多くの自治体様から注目され、ご採用頂いています。
株式会社エイカーは、これからも全国のムクドリでお困りの方の
防除対策のお手伝いをさせて頂きます。
ムクドリ対策でお困りの方、お悩みの方は
防除装置の開発・設計~製造・取付、メンテナンスまで
全て自社で対応しているBIRDPROTECTORの
株式会社エイカーに是非ご相談ください!