こんな時は研究開発?! その2
ご訪問頂きありがとうございます。
エイカー鳥獣被害対策企画課です。
前回、画像認識機能を持たせたセンサー感知型防除装置の
御案内を書かせて頂いたところ
思いのほか皆さん見てくださってるんですね・・・
すみません。。。
もうちょっとマジメにテストしたりブログに書く様にします。
現在赤外線感知型センサー(業務的に言うと焦電型赤外線人感センサーと言います)を使った感知型防除装置(AZ-1トリックバードやBZ-1トリックマウス)は完成し販売しております。
この赤外線感知型センサーっていうものは
熱源を検出したり、熱源の温度変化および移動を感知する機能を持っているので
鳥や獣の熱(赤外線)の動きを感知する事ができ、反応時にだけ防除音が発生するのです。
しかし熱源という事は、鳥・獣以外の熱源(人間や車)にも反応するという事です。
散歩中の犬やベランダの猫にも反応する事から
カラスにだけ反応する防除装置を考えてみました。
最大の難所は
カラスだけに反応
つまり自動検知という事は
カメラに写っているものがターゲットかどうか?
を判断させなければなりません。
何を持って判断するのか?というのが
カラスの場合だと
カラスだけ…
翼がある物に反応?=鳥か鳥ではないのかの判断
色を基準に判断?=黒色か黒ではないのか?
サイズで判断?=スズメ?カラス?
いや、これちょっとすごい事になってきました…
認識率100%に限りなく近づける為には判断基準項目を増やす必要があり
基準項目が多いほど認識率は向上
しかし…増やし過ぎるとデータ容量やプログラムも複雑になる…
思ったより大変な装置になりそうな事だけは判りました…
詳しくは書けませんが
自動認識機能をもった防除装置を
車載、通信、医療電子機器の設計開発を得意とする某会社様と共同開発させて頂ける事になりました
●持ち運べるサイズの装置
●電源をどうするか
●どの程度の距離で動作するのか
●カメラの左右有効角度は?
等を検討し
試作初号機が出来上がりました!
正面に防除音用のスピーカーと認識用カメラがあり
BOX内にカメラ画像に対してカラスかどうかを判断する頭脳
側面には撮影画像の出力やUSBメモリ接続までという
見るからに完成度高いです!
凄いのが出来上がりました…
モザイクだらけでごめんなさい。
まだちょっと全貌をお見せすることが出来ませんが
次はいよいよ
動作テストです!
結果は…またご報告いたします!