こんな時は研究開発?! その4
ご訪問頂きありがとうございます。
エイカー鳥獣被害対策企画課です。
画像認識機能を持たせたセンサー感知型防除装置のテスト報告(後編)です。
平日昼間ですが
画像認識機能を持たせた
センサー感知型防除装置
のテストに行ってきました!
とにかく生きて動くカラスに本当に反応するのか?
カラス以外には反応しないのか?
熱を持って動く物に反応するというセンサーの宿命を覆し
人間や車、犬などに反応しないのか?
という事で
県内の
カラスの目撃情報が多い所で試運転です。
まず
人には反応せず…
親子連れの方から「何してるの?」という不審者を見るような目で見られました…
では熱源の大きい車は?
目の前を車が通っても無反応…
今の所、狙い通りで一安心です。
ではカラス以外の動物として犬は?
犬の散歩にも反応なし!
このカメラ認識、本当にすごいかも!
あとはカラスで反応さえしてくれれば…
カラスだけ飛んで来てくれないかな…
出来れば人も車も犬も居ない状態でカラスだけで来てくれないかな?
来ました!
しかもちゃんと空気を読んでチョンチョンと離れた場所から
歩いて移動してきてくれました。
カメラが捉えられる角度まで静まり返っている道路上
ほんの数秒間の事ですが固唾をのんで見守っていると
ギィー(防除音)
カメラの認識できる範囲に入ったと同時に防除音が発生!
っと同時に慌てて逃げるカラス!
成功です!
ちゃんと動くカラスを認識し作動しました。
しかもタイムラグも無くカメラの視野に入ったと同時に瞬時に認識していました。
この後も他のカラスが飛んでくるのを待ちながらテストを続けましたが
さすがに都合よくハトやスズメまでは飛んで来てくれませんでした。
しかしテスト結果としては
この精度ならば、ぬいぐるみテストの反応と同じように誤動作無しで行けそうです。
あと何回か同じ様なシチュエーションでテストを繰りかえして
次のステップとなる
改良・改造・変更検討
に進めたいと思います。
そして次の展示会(幕張メッセ/10月14~16日予定)では
皆様にお披露目できるように致しますので
ご期待下さい